競艇の話題です。
現在、住之江競艇場で一般戦が行われています。
10月13日〜17日の5日間開催です。
その中で1人の注目すべき選手がいます。
佐々木裕美選手です。
なぜ、佐々木裕美選手に注目しているか、説明します。

佐々木裕美選手は、1979年生まれの山口県出身の選手。
デビューは1999年11月で、初勝利はその9ヶ月後でした。
初優勝は2003年5月26日の唐津競艇場で開催された女子リーグでした。
その後、同じく競艇選手で同期(85期)の坂谷真史選手と入籍。
子供にも恵まれて、産休に入りました。
私が佐々木裕美選手を知ったのは、産休明けの2006年1月でした。
そのときの印象は、かわいい選手だなぁ、でした。
それ以来、応援するようになりました。
産休明けからの佐々木裕美選手は、かなりの活躍で、ついに徳山競艇場で開催されるGT女子王座決定戦の出場権を手にしました。
女子王座決定戦とはその名の通り、女子の競艇選手No.1を決める戦いです。
競艇の全女子選手の中で52名しか参加できないレースに出場が決まったのです。
しかし、ここで、これまでの彼女の順風満帆な人生が大きく変化します。
2007年2月26日、翌日のGT女子王座決定戦に出場のため、佐々木裕美選手は徳山競艇場で前日検査を受けていました。
そこに悲報が届きます。
その日、住之江競艇場で行われていたGT太閤賞に参戦していた夫、坂谷真史選手が転覆して病院へ搬送されたとの連絡が入ったのです。
それを聞いた佐々木裕美選手は、女子王座決定戦を欠場し、急いで大阪の病院へ向かいましたが、夫である坂谷真史選手は亡くなってしまいました。
佐々木裕美選手は間に合いませんでした・・・。
その後、佐々木裕美選手は長い休暇を取ります。
当然だと思います。
私は正直、競艇選手を引退するだろうなぁと思っていました。
しかし、彼女は競艇選手として復帰しました。
説明が長くなりましたが、それが、今行われている住之江競艇場の一般戦なのです。
なんと、夫である坂谷真史選手が亡くなった住之江競艇場を復帰の場として選んだのです。
そして、佐々木裕美選手はこう言いました。
「夫と一緒に参加するつもりで、あえて住之江を選びました。私が走ることによって、ファンの方々に坂谷を忘れないでほしい。」
私は、とても感心しました。
並みの精神力ではありません。
競艇選手として戦っていく以上、夫の事故死は振り払わなければならない事実だと思います。
しかし、それをたった8ヶ月足らずで、しかもその競艇場から復帰するなんて。
私は、佐々木裕美選手を、ただのファンから尊敬する人へと変更しました。
これからも、佐々木裕美選手が競艇選手として戦っていく以上、一生応援し続けます。
佐々木裕美選手、ぜひ頑張ってください
